本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2026年】

実際に飲んだ本当においしいデカフェ豆・カフェインレスのコーヒー豆をランキング形式で10銘柄を紹介します。

最近のデカフェ、特に豆タイプのデカフェは美味しいものが増えていて、もはやカフェイン入りのコーヒーと遜色ないレベルのコーヒー豆もあります。

特にスペシャルティコーヒー専門店のデカフェはコクと香りが強く、Amazonで買えるデカフェ豆と比較して、香りの質(フルーティーさ、華やかさ)が全然違います。

今回は、がっちりマンデーで紹介された「CHOOZE COFFEE(チューズコーヒー)」のデカフェや、定番の「スターバックス ハウスブレンド」などを実際に飲み比べて、味わいを比較一覧表にまとめました。

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ブログ管理人:山口 誠一郎

コーヒーの専門家としてTV出演文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。

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筆者おすすめのデカフェコーヒー

980円 180g(60g×3袋)

チョコレートの味わい。コスパ最強のデカフェ

一番おいしいと感じたのは、体にもっとも安全といわれる「超臨界二酸化炭素抽出法」を採用している「CHOOZE COFFEE|チューズコーヒー」のデカフェです。

この店はがっちりマンデーなどで紹介されているデカフェ専門のコーヒーサブスク(定期便)です。

特徴は、デカフェではほぼ使用されない「スペシャルティコーヒー(高品質な高級豆)」を使っていること。豆のクオリティが高いので、チョコレート系の甘みが強く、香りも従来のデカフェより強いのがポイント。

また、カフェインの量をコントロールできるのも大きな特徴です。

価格は180g 980円(カートに入れると1,100円→980円に割引される)なので、100gあたり544円。スタバのデカフェ豆より安いので、コスパ重視の人にもおすすめです。

詳しくはCHOOZE COFFEE公式サイトをご覧ください。

デカフェコーヒー豆の選び方

1.焙煎度合いで選ぶ

コーヒーの苦味と酸味のバランスを決めるのが「焙煎度合い」です。

デカフェのコーヒー豆は基本的に「深煎り」か「中煎り」が多く、浅煎りはほとんど流通していません。

迷ったら、酸味が少ない「深煎り」のデカフェがおすすめです

2.カフェイン除去方法で選ぶ

日本で販売されるデカフェコーヒー豆は、3つの方法でカフェインを取り除いています。

  1. 水を使う方法(ウォータープロセス)
  2. 水と二酸化炭素を使う方法(二酸化炭素抽出法)
  3. 超臨界二酸化炭素抽出法

結論から言うと、現在の技術で最もおいしい(=コーヒー本来の風味を損なわない)とされているのは「超臨界二酸化炭素抽出法」です。

ここから、3つの除去方法の特徴や味わいを詳しく解説します。

1.水を使ってカフェインを除去する方法(ウォータープロセス)

デカフェ豆 作り方 (ウォータープロセス)

ウォータープロセスは、水にコーヒーの成分を溶け出させてからカフェインをフィルターで除く方法です。

安全ですが、カフェイン以外の「旨味成分」も水に溶け出してしまうため、どうしても味が薄く、フラットな印象になりやすいです。

ちなみに、ウォータープロセスには以下の2種類があります。

  1. マウンテンウォータープロセス(MWP)
  2. スイスウォータープロセス(SWP)

どちらも味に大きな違いはありません。

2.水と二酸化炭素でカフェインを除去する方法

カフェインを99%除去できる「二酸化炭素抽出法」は、「超臨界」までいかない中圧程度でカフェインを除去します。

水を使うよりはマシですが、超臨界ほど精密にカフェインだけを抜く力は弱く、やはり風味が単調になりがちです。

なお、スターバックスのデカフェ ハウスブレンドなどは、二酸化炭素抽出法を採用しています。

3.超臨界二酸化炭素抽出法(技術的にはこれが一番優れている)

デカフェ豆 作り方 (超臨界二酸化炭素抽出法)

「超臨界二酸化炭素抽出法」は、冒頭で紹介したCHOOZE COFFEEなどが採用しているカフェイン除去法です。

この方法の特徴は、カフェインだけをピンポイントで除去できること。

二酸化炭素に圧力と熱をかけ、「気体と液体の両方の性質」を持たせて、カフェインだけを狙い撃ちします。

従来の製法だと、カフェインと一緒にコーヒーの旨味成分も流出しますが、この方法はおいしさの核となる「クロロゲン酸」や「良質な脂質」を豆の中に残せます。

また、薬品を一切使わず、豆に負担をかけないため、焙煎したときに豆本来のポテンシャルが最大限に引き出せます。

製法だけで見た場合、美味しさのランクは、この「超臨界二酸化炭素抽出法」が最高峰になります。

これで豆の品質が「スペシャルティコーヒー」級のクオリティであれば、まさに最高のデカフェと言えるでしょう。

カフェインレス・デカフェコーヒー豆おすすめ10選

今回のランキングでは、コーヒーの美味しさの決め手になる香り、コクの深さ、甘味の強さを評価し、これらの総合点(最高15点)でランキングの順位を決定しています。


商品
画像
商品名
値段
内容量
100g
あたり
味わい
※タップで拡大
点数 鮮度
カフェイン
残留率

焙煎度合い 産地
1 CHOOZE COFFEE
デカフェセット
980円
180g
544円 11.4 ★★★★★
焙煎後7日以内
0.1%以下 深煎り コロンビア、
ブラジル
2 猿田彦珈琲
ディカフェ
980円
100g
980円 9.4 ★★★☆☆ 0.1%以下 深煎り エチオピア
3 Tokyo Coffee
デカフェ
2,580円
200g
1,290円 9.2 ★★★★☆ 3% 深煎り エチオピア
4 イリー(illy)
デカフェ
1,737円
250g
695円 7.9 ★★☆☆☆ 0.1%以下 中煎り ブラジル・
エチオピア 他
5 TAIVAS COFFEE
デカフェ

200g
895円 7.5 ★★★☆☆ 3%以下 深煎り  インドネシア
6 スターバックス
ディカフェ

140g×2
803円 7.3 ★★☆☆☆ 0.1%以下 中煎り コスタリカ
7 タリーズコーヒー
デカフェブラジル
1,580円
200g
790円 7.1 ★★☆☆☆ 3% 中煎り ブラジル
8 銀河コーヒー
バリ神山デカフェ

150g
987円 6.8 ★★★☆☆ 0.1%以下 中煎り インドネシア
9 無印良品
カフェインレス

200g
495円 4.8 ★☆☆☆☆ 3%以下 中煎り ホンジュラス
10 カークランド
デカフェ
4,900円
1.13kg
434円 3.1 ★☆☆☆☆ 3%以下 深煎り ホンジュラス、
ニカラグア、コロンビア

1位.CHOOZE COFFEE デカフェセット

980円 180g(60g×3種)

チョコレートの味わい。コスパ最強のデカフェ

冒頭でも紹介した「CHOOZE COFFEE(チューズコーヒー)」は、毎月デカフェ豆を届けてくれるコーヒーの定期便(サブスク)サービスです。

このお店のデカフェは、世界でわずか5%程度しか流通しないスペシャルティコーヒーを使っているため、香り、コクが非常に強いのが特徴です。

セット内容は、デカフェ3袋、もしくはカフェイン3種セット(通常のカフェイン、カフェイン少なめ、デカフェ)から選べます。

カフェイン3種セットの場合、たとえば朝はレギュラーを飲んで、2杯目はハーフ、3杯目はデカフェという感じで飲み分けられます。

この店のデカフェは、「これまでの常識を覆すほど美味しい」とTVやネットで話題になっていますが、その理由は、先ほどお伝えした「超臨界二酸化炭素抽出法」という世界初のカフェイン除去技術にあります。

※味だけでなく、超臨界CO₂法は有機溶媒を使わないので、極めて安全性の高いデカフェ方法です

従来のデカフェの多くは、豆を水に浸してカフェインを取り出す手法が一般的でしたが、その過程でコーヒーの美味しさの決め手となる「糖質」などの成分まで一緒に抜けてしまい、どうしても味が落ちてしまう課題がありました。

東北大学の研究施設と連携

しかし、CHOOZE COFFEEが採用したこの手法は、もともと産業廃棄物から有害物質を除去するために使われていた高度な技術をコーヒーに応用したものです。

専用のマシンを使って、二酸化炭素を特定の状態に制御して抽出することで、カフェインだけを狙い撃ちして大幅にカットしつつ、豆の中に本来あるべき旨味や糖質を残せます。

安全性に関しても、私たちが普段吐き出しているのと同じ「二酸化炭素(炭酸ガス)」と「水」だけを使用するので、薬品が豆に残る心配がゼロです。

豆の状態でも甘い香りが強い。粒も均一にそろっている

ただ、この製法のデメリットは、設備に数億円レベルの投資が必要なこと。

一般的に、年間3,000トン以上のデカフェ豆を生産する規模でないと、採算が合わないとされています。

そのため、多くの有名ブランドやロースターは自社で設備を持たず、ドイツやアメリカなどにある数少ない「巨大なデカフェ専用工場」に豆を送って委託加工しています。

ただ、このやり方だと豆が戻ってくるまでに数ヶ月かかるので、その間に風味が揮発してどんどん抜けていきます。

この問題を解消するため、東北大学の研究施設と連携しています。

つまり、国内でデカフェ処理+焙煎するので輸送によるコーヒー豆の劣化がなく、他のデカフェよりも圧倒的に新鮮なのが、他の商品と違うところです。

ドリップすると、チョコレートやヘーゼルナッツのような甘く、香ばしい香りが広がります。

実際に飲むと、チョコレートのような甘みと、黒蜜のようなコクのある甘みが感じられます。

風味の欠損がないので、とにかく味が濃い。ミルクを入れてもコーヒーが負けません。

ただ、苦さはそんなに強すぎず、味全体のバランスが非常に良い。

冷めても雑味が出ることなく、逆に黒糖のような甘味が引き立ちます。

豆の膨らみからもわかるように、ここまで鮮度が良いデカフェは初めて飲みました。

実店舗では140件のレビューがあり、評価は4.7。

「本当にカフェインレス?と疑いたくなるほど味わい、香り、旨味がしっかりしていて、技術の高さに驚いた。」などと、美味しさが高く評価されています。

カートに入れると1,100円→980円に割引される

価格は、コーヒー豆180gで、初回980円。

100gあたりに換算すると544円なので、スタバのデカフェ豆より安いです。

ずばり、本当においしいデカフェを飲みたい方と、コスパ重視の方にも一番おすすめです。

100gあたり 544円
鮮度 ★★★★★(焙煎後7日以内)
コーヒー豆の産地 コロンビア、ブラジル
焙煎 深煎り
カフェイン残留率 0.1%以下
カフェイン除去方法 超臨界二酸化炭素抽出法
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3位.猿田彦珈琲 ディカフェ エチオピア

980円 100g

コクと苦み、オレンジのような風味もあるデカフェ

もはや、誰もが知るスペシャルティコーヒーの専門店となった「猿田彦珈琲」のデカフェは、非常にクオリティの高い豆を使っているのが特徴です。

こちらもウォータープロセスの豆ですが、正直かなり美味しいです。

この豆は、エチオピアの国際品評会(Cup of Excellence)で1位になった生産者の豆をデカフェ処理したものです。

前述のとおり、基本的には超臨界二酸化炭素抽出法のデカフェがもっとも優れていますが、COE1位を獲得する製法でつくられた豆だと話は変わってきます。

なぜなら、標高、土壌、精製、選別すべてにおいて完璧であり、その豆特有のテロワール(風味特性)が極めて強固だからです。

ウォータープロセスによる多少の成分流出はあるのでしょうが、元々の風味が「100」なので、加工後もその個性が十分に残っていると思われます。

超臨界は、 製法自体は成分の選択性が高く優秀ですが、illyのコーヒー豆のように原料が「50」のポテンシャルしかない場合、いくら丁寧にカフェインを抜いても「50」以上の味にはなりません。

そんな本品は、エチオピア特有の花のような香りや、オレンジ系のフレーバー漂います。

豆は均一にそろっていて、 焙煎ムラはなし。

鮮度はまずまず。良くはないが悪くもない

ダークローストらしいスモーキーさがあると思いきや、猿田彦らしいクリーンな苦みに仕上がっています。

普通、これくらい深く焙煎すると苦みが突出するものですが、苦み以外の要素が強いエチオピアの豆を使っているので、味全体のバランスがきれいに整っています。

豆の見た目通りの「パンチの効いた味」が好きな人からは、飲んで拍子抜けすることもあるそうで、批判的な意見を受けることもあるショップですが、デカフェでここまでのクオリティに仕上げられる店はそうないでしょう。

100gあたり 980円
鮮度 ★★★☆☆
豆の産地 エチオピア
焙煎度合い 深煎り
カフェイン残留率 0.1%以下 
カフェイン除去方法 ウォータープロセス
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3位.Tokyo Coffeeエチオピア オーガニック カフェインレス

2,580円 200g

バランスの良い味わい

東京コーヒーは、オーガニックコーヒーを専門に取り扱うコーヒーロースターです。

この店のデカフェは、「何杯飲んでも胸焼けしない」「気持ち悪くならない」ことを目指して作られています。

実際にこの店のオーナーはもともとコーヒーを飲むと頭痛や吐き気に悩まされていたそうですが、自分たちが扱うコーヒー豆(スペシャルティコーヒー)を飲んだところ、そのような症状が一切出なくなったそうです。

焙煎ムラはあるが、豆は均一にそろっていて品質の高さがうかがえる

ドリップした瞬間、粉がふわっと膨らんで新鮮さを示している

デカフェにしては非常に鮮度が良く、ドリップした瞬間にナッツ系の香りが立ち上がります。

実際に飲むと、丸みを帯びた味わいで刺さる要素がなく、非常に飲みやすいです。

エチオピアのコーヒー豆は、苦み以外の要素を豊富に有する銘柄なので、どこまでもマイルドで飲みやすい。

値段がやや高めではあるものの、ウォータープロセスながらも非常に品質の高いデカフェコーヒー豆です。

100gあたり 1,290円
鮮度 ★★★★☆
豆の産地 エチオピア
焙煎度合い 深煎り
カフェイン残留率 3% 
カフェイン除去方法 ウォータープロセス 

4位.イリー(illy)デカフェ

1,737円 250g

クセがなくて飲みやすい、さわやかなデカフェ

日本でも有名なilly(イリー)は、もともとエスプレッソ用のデカフェコーヒー豆ですが、ドリップコーヒーでも飲むことができます。

私はイタリアに住んでいたことがありますが、イリーのコーヒーは、イタリア国内でも、とくに味の綺麗さにこだわっているブランドとして有名です。

詳しい説明は長くなるので割愛しますが、有名なキンボ、ラバッツァなどと比較すると、そもそも使っている豆の品種が違うため、酸味が多く、爽やかなコーヒーが多いのが特徴です。

貝殻豆(貝殻のような中身のない欠点豆)もいくつか見られる

鮮度は猿田彦と同じか、それより低いくらい。船便で届くため仕方ないが

イタリアからコーヒー豆を船便で輸送するので、豆の状態も含め、全体的に上位のデカフェに劣るものの、ナッツやカカオのような香りは感じられます。

デカフェ特有の「炭のような変なクセ」がなく飲みやすい。

酸味があるので、爽やかなコーヒーを飲みたい人におすすめです。

100gあたり 695円
鮮度 ★★☆☆☆
豆の産地 ブラジル、エチオピア他
焙煎度合い  中煎り
カフェイン残留率 0.1%以下 
カフェイン除去方法 超臨界二酸化炭素抽出法

5位.TAIVAS COFFEE デカフェ

1,790円 200g

カカオの風味、苦み中心の味わいで飲みやすい

TAIVAS COFFEEは、Amazonでコーヒー豆を販売するショップで、そこまで有名ではないものの美味しいコーヒー豆を取り扱っている店です。

この店のカフェインレスコーヒーは、ウォータープロセスでカフェインを97%カットしています。

豆の状態は比較的良好。焙煎ムラもほぼなし。粒も均一にそろっている

鮮度はまずまず。良くもないが悪くもない。

実際に飲むと、カフェインレスコーヒーの中でも、比較的強いコクと香りがあります。

チョコレートのような風味とカカオのような苦さがあり、デカフェにありがちな嫌味はほとんど感じられない。

100g900円ですが、デカフェということを考慮すれば、その値段に見合ったクオリティに仕上がっていると言えるでしょう。

100gあたり 895円
鮮度 ★★★☆☆
豆の産地 インドネシア
焙煎度合い 深煎り
カフェイン残留率 3%以下 
カフェイン除去方法 スイスウォータープロセス

6位.スターバックス コーヒー ディカフェ ハウス ブレンド

2,247円 140g×2袋

デカフェの定番、スモーキーな風味を味わえる

デカフェの中でも美味しいと評判のスタバのデカフェは、店舗で飲むコーヒーと同じような、スモーキーなフレーバーが特徴です。

苦みが強いコーヒーが好きな人に向いています。

スターバックス ハウスブレンドの欠点豆

素の状態の写真を取り忘れた。左が欠点豆、右が良豆。焦げた味が嫌なのでスタバの豆はいつもこの作業をやる

これだけの深煎りでも膨らまないので、鮮度は悪いと言える

大手チェーンのデカフェコーヒーも色々と飲みましたが、スタバのコーヒーはとにかく苦みが強いので、このパンチに圧倒される感じがあります。

ただ、抽出から時間が経つと、ほどよい酸味もでてきます。

値段も考慮すると、個人的にはデカフェで「ちゃんとコーヒーとして飲める」最低ラインがこの銘柄です。

スタバより下位のコーヒーがまずいわけじゃなくて、値段も考慮すると、という意味。

タリーズなんかはスタバより安いけど、明らかにスタバのほうが万人受けする味であり、Tokyo Coffeeは旨いが値段を考慮すると手放しにおすすめできない、ということです。

100gあたり 803円
鮮度 ★★☆☆☆
豆の産地 コスタリカ
焙煎度合い 中煎り
カフェイン残留率 0.1%以下
カフェイン除去方法 二酸化炭素除去法

7位.タリーズコーヒー デカフェ ブラジル IP農園

1,380円 200g

ベリー系の味わい、コクのある甘み

タリーズのデカフェコーヒーは、スタバと同じシアトル系のコーヒーショップなので、味もスタバ系かと思いきや、しっかりと酸味があるタイプのデカフェです。

ブラジルの「IP農園」という場所のオーガニックコーヒー豆を、ウォータープロセスで処理。

約97%のカフェインが除去されています。

豆はやや煎りムラ、貝殻豆が混じっている

実際に飲むと、甘み、コクは控えめで相対的に酸味が目立ちます。

ただ、酸っぱいような酸味ではなく、基本的なバランスの良さの中に、アクセントとして酸味が効いている印象。

スタバのデカフェを飲みなれている人にとっては、おそらく相当さっぱりしたコーヒーに感じると思います。

100gあたり 690円
鮮度 ★★☆☆☆
豆の産地 ブラジル
焙煎度合い 中煎り
カフェイン残留率 3%
カフェイン除去方法 マウンテンウォータープロセス 
[st-mybutton class="" url="https://amzn.to/47sYehy" title="Amazonで探す" rel="nofollow" fontawesome="" color=" #FFFFFF" bgcolor="#033d73" bgcolor_top="" bordercolor="" borderwidth="" borderradius="0" fontsize="80" fontweight="bold" width="90" fontawesome_after="" shadow="#666666" ref="" beacon=""]

8位.銀河コーヒー バリ神山デカフェ 無農薬栽培

1,480円 150g

万人受けするオーソドックスな味わい

「銀河コーヒー」は、ミドルクラスのコーヒー豆を扱う自家焙煎店です。

バリ神山(バリ・シンザン)という銘柄は、インドネシアのバリ島で栽培されている、非常に人気のあるプレミアム銘柄のコーヒー豆です。

大きな特徴の一つが、農薬を一切使わない無農薬栽培であること。

また、この地域ではウォッシュド(水洗式)という加工方法で豆が精製されるため、同じインドネシアのマンデリンで採用される「スマトラ式」に比べると、雑味が少なく非常にクリアで上品な後味になります。

粒が均一にそろっていて焙煎ムラも見られない。状態はかなり良い

焙煎度合いが浅いこともあり、粉はほとんど膨らまない

実際に飲むと、インドネシアのコーヒー豆とは思えないほどさっぱりとした味わいで、良く言えば何杯でも飲めるクリアな美味しさと言えます。

ネガティブに捉えると、旨味やコクに欠ける、とも言えます。

100gあたり約1,000円という値段を考慮すると、おすすめ度は高くないと言わざるを得ません。

100gあたり 987円
鮮度 ★★★☆☆
豆の産地 インドネシア
焙煎度合い 中煎り
カフェイン残留率 3% 
カフェイン除去方法 スイスウォータープロセス

9位.無印良品 オーガニックコーヒー カフェインレス 豆

990円 200g

やや酸味強め、あっさりした味のデカフェ

無印良品は、コーヒー豆が軒並み高騰しているこの状況下でも圧倒的な安さでコーヒー豆を販売しています。

どのコーヒー豆もクセがなく、深煎り(無印ではダーク、ダークテイストと呼ぶ)でも刺さるような苦みがなく、日本人に好まれる優しい味わいが特徴です。

無印は以前、オーガニックコーヒーを中心に取り扱っていましたが2024年3月に実施されたコーヒー豆の全面リニューアル以降、店頭から姿を消しました。

以前のシリーズは農林水産省の「有機JAS規格」に基づいたオーガニックコーヒーでしたが、リニューアル後は「人や環境に配慮したコーヒー」という名称に変わりました。

これは、特定の認証(オーガニック)だけに縛られず、気候変動や労働環境など、コーヒー業界が直面している「2025年問題(供給不足)」を見据えた広い視点での持続可能性を重視するためです。

また、リニューアル後の大きな特徴は、味に遜色がないものの、形が不揃いだったりサイズが基準に満たなかったりする「規格外豆」を積極的に活用している点です。

これにより、食品ロスを減らしつつ、これまでどおりの値段で豆を安定供給する仕組みに変わりました。

貝殻豆など見られるが、全体的に粒はそろっている。焙煎ムラも見られない

焙煎度合いが深いわりに豆は全く膨らまない。鮮度は悪いと言わざるを得ない。

実際にドリップすると、香りの立ち上がりが弱く、風味がほとんど飛んでしまっている印象。

口に含むと、コクなどは控えめで、Amazonのレビューにもあるように味が薄い。

また、味が薄いので相対的に深煎りにもかかわらず酸味が目立ちます。

全体的にあっさりとした味わいですが、逆に言うと炭のような変なクセも少ないので、万人受けする味わいと言えるでしょう。

100gあたり 495円
鮮度 ★★☆☆☆
豆の産地 ホンジュラス
焙煎度合い 深煎り
カフェイン残留率 3%以下 
カフェイン除去方法 スイスウォータープロセス
created by Rinker
無印良品
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10位.カークランドシグネチャー デカフェ コーヒー豆

4,900円 1.13kg

苦みに振り切ったデカフェ

カークランドシグネチャー(Kirkland Signature)は、アメリカに本社を置く大型倉庫店「コストコ」のPBブランドです。

カークランドシグネチャーの豆は、全体的にダークローストの豆が多く、酸味がないコーヒー豆が好きな人にはコスパ的にも有力な選択肢になりえます。

豆の状態はかなり酷い。虫食いの跡が散見される。割れた豆、欠けた豆なども多い。

レビューのため、敢えて素の状態で飲むが、完全に苦みに振り切ったような味わいで、スーパーで買えるUCCゴールドスペシャルのような味わい。

苦みが強いので相対的に甘味などを感じることはなく、コクもほとんど感じられない。

冷めると雑味が結構目立ち、缶コーヒーのような厚みに欠ける味わいになります。

値段が安いのであまり文句は言えないが、個人的にリピートはもうしたくない。

なお、タイミングによっては韓国製のコーヒー豆に切り替わることもあるので、「いつも通り」の品質を求める方にとっては、少しギャンブル的な要素があります。

味やプロセスに強いこだわりがなく、「安ければ何でもいい」と割り切れる方なら選択肢に入るかもしれませんが、「体に入れるものだから安心を優先したい」という方には、あえておすすめしにくいのが正直なところです。

100gあたり 434円
鮮度 ★☆☆☆☆
豆の産地 ホンジュラス、ニカラグア、コロンビア
焙煎度合い 深煎り
カフェイン残留率 3%以下 
カフェイン除去方法 ウォータープロセス
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無印良品
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カフェインレスコーヒー豆の美味しい淹れ方

カフェインレスコーヒーを入れる際に、バリスタの自分がコーヒーを抽出する際の手順や、気をつけていることをまとめました。

やること やる理由
沸騰させたお湯を常温のドリップ用ケトルに移し替える 湯温を90℃前後まで一気に下げる。沸騰直後のお湯を使うと「刺さるような苦味」が出やすい
サーバーとカップを湯通しして温めておく 冷めたままのサーバーやカップにドリップするとコーヒーがぬるくなる
コーヒー豆を中挽き〜中細挽きにする 中挽きだとさっぱり、中細挽きだと濃いめに。お好みで
粉全体が湿る程度のお湯を注ぎ、30秒蒸らす 蒸らさないと味が薄くなる

上記で重要なところだけ、もう少し丁寧に解説します。

【1】沸騰したお湯を常温のケトルに移し替える

コーヒーの苦味と酸味のバランスは、お湯の温度でも変わります。

ずばり、酸味のないコーヒーが好きな方は、90℃前後のお湯を使うのがおすすめです。

沸騰したお湯をコーヒーポット(抽出に使うもの)に移し替えれば、お湯の温度が90℃前後まで一気に下がります。

なお、85℃以下のお湯で抽出すると苦味成分が溶けにくく、酸味が目立つようになります。

※できれば満水に近い状態にした方がお湯が冷めにくいです。

【2】デカフェコーヒー豆を中挽き〜中細挽きにする

デカフェコーヒー豆は中挽き〜中細挽きにするのがおすすめです。

コーヒーの粉が細かいほど苦味が出やすく、粗いほど苦味が出にくくなります。(相対的に酸味が強調される)

ペーパードリップやコーヒーメーカーで抽出する場合、中挽き〜中細挽きにするのが一般的です。

【3】30秒〜60秒コーヒーを蒸らす

新鮮なデカフェコーヒーにお湯を注ぐと、「炭酸ガス」が放出されます。

このガスが出ている間は、コーヒーに含まれる様々な成分を抽出しにくいため、動きが落ち着くまで待ちます。

この工程を一般的に「蒸らし」と言います。

蒸らしの際には、粉全体を湿らせるように注いで、30秒〜60秒蒸らします。

時間の目安ですが、焙煎から1週間以内のデカフェ豆なら、30秒では動きがおさまらないことがあるので60秒蒸らします。

焙煎から1週間以上経過した豆は、炭酸ガスがある程度抜けているため、30秒で問題ありません。

【4】時間を測りながら、お湯を注ぐ

EILONG ミニマル トラベルコーヒードリッパー

蒸らしが終わったら、抽出したい量に達するまでお湯を注ぎます。

抽出時間が早いと味がさっぱりして、ゆっくり抽出すると味が濃厚になります。

ただし、あまり抽出に時間をかけすぎると「過抽出」という状態になり、雑味が目立ちます。

抽出時間は、カップ1杯分(150cc)で1分。蒸らし時間と合わせて計2分を目安にすると良いでしょう。

300ml(2杯分)のコーヒーを抽出する場合は、抽出時間を倍にするだけで良いので計3分です。(抽出2分+蒸らし1分)

まとめ

今回はAmazonなどで買えるデカフェの感想をまとめましたが、一番おいしかったのはCHOOZE COFFEEのデカフェです。

カフェインレスコーヒーではほぼ使用されることがない「スペシャルティコーヒー(高品質な高級豆)」を使用しているため、チョコレートのような甘い香り、黒糖のような甘味が非常に強く感じられました。

酸味は少ないので飲みやすく、本当に美味しいカフェインレスコーヒーを買うなら「これ一択」といえる香り高さ、甘味の強さ、コクの深さを体感できます。

おすすめのポイントなどは既に述べた通りです。詳しくはCHOOZE COFFEE公式をご覧ください。